「おいしい料理」は、どこにでもある。しかし「官能的な料理」は、この本の中にしかない。心がさわぎ、秘密が生まれ、罪の意識を迫るような、贅沢で、エロティックな32皿の物語。
こんな料理が味わえます。
ハーブとにんにくと卵のスープ・ウィーン風/山椒の実入りの焙り味噌/鹿肉の生ハム/豚の臓物入りフェジョアーダ/ふぐの白子/京都・大市のすっぽん/ ビルマ産ナマズの姿蒸し/アイスバイン・ル・マン風/トナカイの生まレバー・ ラップランド風/鴨のフォアのキャベツの葉包み/鴨のロースト・トゥール・ ダルジャン風/骨付き仔牛のカツ・イタリアン・ブロードウェイ風/ヤギの脳味噌のカリー/クスクス・トンブクトゥ/响螺貝・ウェルク/ムースショコラ・ コート・ダジュール etc…